アニメ成分補完計画

感想やまとめとは違う分析的なもの

【ハグプリ】プリハートとは何か


ハグプリにおける変身アイテムであるプリハートについて、特にキュアマシェリとキュアアムールのために1個のプリハートが2個に分割することが現代物理の観点から可能なのだろうか。

プリハート概要

ハグプリのプリキュアがプリキュアである必要条件の1つとして、変身用ガジェットであるプリハートの所有がある。これは「魔法少女まどか☆マギカ」のソウルジェムとは異なり、身につけていなくても変身できないだけで、身体に何らかの影響を及ぼすものではない。「Hugっと!プリキュア」第16話にて、ほまれがルールーにプリハートをスリ取られるが、変身しようとするまで気づかない。しかし、スリ取りに成功するもRUR9500は、喜びの表情を見せない。ほまれはスリ取られたとも気づかず、いざ変身しようとして…、当然からっぽ…ケースにフタくらいつけとけ!で、ほまれはなすすべもなく焦る。このプリハートは、デジタルガジェット風であるが、かなり頑丈な出来のようで、はなが力づくで二分割しようとするも割れなかった一方で、奇跡を願うルールーとえみるの前では、あっさり細胞分裂する。デジタルガジェット(らしきもの)が、細胞分裂しているという衝撃!これは、現代の科学では説明できない事象であるが、このプリハートを支給したハリーは未来から来た人間(ネズミ…ではなくハムスターと自称しているから人でないのかも)なので、将来、人間(ネズミ…ではなくハムスター)は、無機物で構成されたモノの分裂に成功するのかもしれない。しかし、ハリー自体が分裂に驚いていた(✳︎)ので、やはり奇跡が起こったのかもしれない。
✳︎:ネズミ(…ではなくハムスター)なので記憶に限界がある可能性もある。

プリキュア無限増殖説

この分裂により、ハグプリ世界では、プリキュアが無限大に増殖する可能性を帯びてしまった。つまり、何度でも起こすよ きらめく奇跡とは、プリハート分裂は何度でも起こせるということである。We can!!なんだってできるよ ハート無限大とは、プリハートの供給個数は無限大ということである。ただし、キュアマシェリとキュアアムールの変身バンクが、必ず2人一緒である点(個別の変身を行うとなった場合、別に変身バンクを作成しないといけないので作画作業の大変さからそれはあり得ないと思われる)、衣装の意匠が似ている点、衣装の色(✳︎)に相手の色を取り込んでいる点(変身前は、ルールーが赤いベルトを身につけている以外、相手の色は着けていない)、プリハートケースが左右対称の位置に付けられている点(えみるは右側に付けており芸術家に多いと言われる左利きと考えられる)を見ると、2つになったのは、減数分裂(プリハートを構成する原子の数はそのままで2つに分けたので分裂後の1つ1つのプリハートの原子の数は本来のプリハートの原子の数の半分となる)の可能性があり、その分、戦闘能力等にも影響があると思われるとともに、変身における制約が生じている可能性はある。
✳︎:衣装の色で言えば、キュアマシェリとキュアアムールは、虹の7色(赤・橙・黄・緑・青・藍・紫)では両端に位置する。因みにキュアエトワールは黄色、キュアアンジュは青と、はなを除く5人は、虹の色では1つ飛ばして発現している。はなのピンクは、虹の色では現れないが、色相環では、赤と紫の間に現れる。このため、ハグプリでは、変身後の色のバランスは非常に良い。なお、ハグプリの色については、「色の意味(イメージカラー編)」「色の意味(ミライクリスタル編)」「色の意味(ピンク・ローズ・ホワイト編)」で別途検討している。